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映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』感想、ネタバレ

たっつん/イラストレーター

1人じゃ怖くてできないことも、みんなと一緒なら乗り越えられる…!

たっつん
たっつん

人に甘えるのが下手で、1人で無理しちゃうタイプのたっつんです。

誰かに「助けてー」って伝えてたり頼るのって、どうしてこんなに難しいんだろーね。

でも、ちょっと勇気出して「力貸して欲しい!」って言ったら、みんな協力してくれるし、みんなと一緒なら恐怖に対しても立ち向かえる。

そうして恐怖を克服して、目標を達成できるものだと思うんです。


こないだ観てきた映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』でも、みんなと恐怖を克服することの大事さが描かれていました。

放映時間よりちょっと早めに、劇場着いたんですが…
席、結構埋まっててやばかった!

IT見に来たけど、30分前にチケット購入したのに既に席めちゃくちゃ埋まっててビビった( ´ ▽ ` )ホラー映画ってこんなに人気やったっけ…?みんな刺激に飢えてるの…?笑 pic.twitter.com/3evLJVSpi3

— たっつん@ブロガー (@Tatsu_2015) 2017年11月25日

え?ホラーってこんなに人気やったっけ???笑

年始に見た『ドントブリーズ』の時もチケットソールドアウトしてたけど、空前のホラーブームみたいなのきてるんかな…?

で、見終わった感想なんですが…

 
期待してたより面白かった!

っていうか、感動して泣いたよ!?ホラー映画なのに!(笑)
アラサーになって更に涙腺ゆるゆるになっちゃってるかも。笑

では、映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の

  • あらすじ
  • 感想

について紹介していきます。

ラストに”旧作『IT』を無料で見る方法”もちょこっと書いたので、ぜひ♪

極力ネタバレしないように配慮して書いたつもりですが、感想を語る上でストーリーに触れている部分があるので、完全にネタバレしたくない人はブラウザバック推奨でお願い致します(*´ェ`*)


    『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』あらすじ

    とある田舎町で児童が行方不明になる事件が相次ぐ中、おとなしい少年ビルの弟が大雨の日に出掛け、大量の血痕を残して姿をくらます。自分を責めるビルの前に突如現れた“それ”を目撃して以来、彼は神出鬼没、変幻自在の“それ”の恐怖に襲われる。彼と同じく“それ”に遭遇した人々とビルは手を組み、“それ”に立ち向かうが……。

    IT/イット “それ“が見えたら、終わり。- Yahoo!映画


    原作は1986年に発表されたスティーブン・キングのホラー小説『IT-イット-』

    1990年に一度映画化され、今作はそのリメイク作として新たな恐怖を届ける。


    『IT-イット-』は幼少期特有のトラウマを抱えた少年少女とそのトラウマを利用して彼らを襲おうとするピエロのお話。

    スクールカースト底辺の「負け犬クラブ(LOSERS)」が物語の主人公たち。

    ITの登場人物

    ビル:「負け犬クラブ(LOSERS)」のリーダー。吃音症。(ジェイデン・リーバハー)
    ベン:転校生の太った少年。読書好き。デリーの秘密を調べている。(ジェレミー・レイ・テイラー)
    リッチー:ビルの親友。眼鏡でおしゃべりの少年。(フィン・ウルフハード)
    ベバリー:負け犬クラブ唯一の紅一点。父親から暴行を受けている。(ソフィア・リリス)
    スタンリー:ユダヤ系の少年。宗教家である父親から抑圧を受けている。(ワイアット・オレフ)
    マイク:家族を火事で亡くしたトラウマあり。家業である屠殺業の見習い修行中。(チョーズン・ジェイコブス)
    エディ:過保護の母親に束縛されている少年。喘息持ち。(ジャック・ディラン・グレイザー)

    それぞれが、親との関係や過去のトラウマなど、問題を抱えていて。

    そして、彼らのトラウマに対する恐怖心を利用し、具現化し襲ってくる殺人ピエロのペニーワイズ。


    「みんなで協力してペニーワイズを倒そう!」

    と一致団結し、「怖い!これ以上見たくない!逃げだしたい!」と思うものとあえて向き合うことで、心の弱さを克服し、強く成長していく少年少女の姿が描かれています。

    たっつん
    たっつん

    では、感想書いていきまーす!


    『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』感想

    旧作はペニーワイズが登場する印象的なシーンをぼんやり覚えてる程度。
    今作の予告編も一切見ず、事前情報ゼロのまま鑑賞。

    で、見た感想は、想像以上に面白かった!!!

    ジャンルは一応、ホラー映画に分類されると思うんやけど

    思わず、泣いちゃったよ

    あ、怖くて泣いたんじゃなくて、感動してね!笑

    ホラー映画ながら「子供に見せたい映画!」って思った。
    そんぐらい胸打つものがあったんだけど、んーーー、15禁~~~!(笑)
    残酷なシーンも、ちらほらあったから当たり前か…。

    あとは、「ノンスタの漫才みたいや~」って思いながら見てました(笑)
    ボケの数が半端なく多い!ならぬ、ビビらせポイントがめちゃくちゃ多い!

    ホラー映画って、「予告編動画で怖い部分全部ネタバレしとるやんーー!」みたいなのが多いけど、今作は予告編も思わせぶりな感じであんまりネタバレもしてないし、怖い部分のボリュームが多くてお腹いっぱい感。

    おかげで、2時間弱ある映画ながら、全くダレずに最後まで見終えることができました。

    ホラー映画なものの、位置づけは完全に青春ムービー。
    『スタンドバイミー』×ホラー要素といったところ。

    そもそも『IT/イット』のテーマが

    「支配からの卒業」
    「トラウマとの対峙」

    であり、少年少女の成長の物語なんですよね。

    だから、作品ポスターや予告動画を見て「ホラー映画だ!怖くて面白そう!」と期待して見に行くと「あれ?こんな内容なの?」と拍子抜けしちゃうかも。

    子どものころってなぜかわからないけど、怖いものってありませんでした?
    いつも人気のない路地、学校のトイレ、夜のお風呂、居間に飾られた少し不気味な絵画…。

    私は、夜、お風呂入る時に浴槽の蓋を開ける瞬間がいつも怖かったんだけど
    (誰か中に入ってたらどうしようって妄想がいつもあった)

    想像力豊かだった子供の時だからこそ抱いていた不安と恐怖。その心の弱みにつけこんで、ペニーワイズは襲ってくるわけです。

    私がこの作品内のキャラだったら、恐る恐る浴槽の蓋開けたら、ペニーワイズどーん登場!でやられるんだろうなぁ。うわ、めっちゃ怖い!

    んー、子供のころに見ていたら間違いなくトラウマムービー確定。笑

    学校では弱者としてヘンリー達からいじめられている負け犬クラブのメンバー。
    ひとりひとりの力は弱いけど、みんなで一致団結すればヘンリー達を撃退することも出来るし、めちゃくちゃ恐ろしいペニーワイズにも立ち向かえるんです。

    親からみても、学校でも弱者扱いされていた子供たちが、自分の弱み(恐怖)と向き合い克服し、そして仲間のために奮起して恐ろしい化物を一丸となって倒そうと決意する。

    その姿に、アラサー感動。
    あぁっ、なんて尊い!!!(涙)

    主人公のビルがトラウマを受け入れ、克服するシーンがあるんですが、そこでついに涙腺ダム決壊。

    あぁ、思い出しただけで、また涙でてきそう。(涙腺ゆるすぎ)

    あと、ピエロのビジュアルと旧作と比べてどうだったか?についてちょこっと触れときます。

    出典:ビル・スカルスガルド – Wikipedia

    リメイクでは、イケメン俳優のビル・スカルスガルドが特殊メイクでペニーワイズを演じています。

    今作ピエロビジュアル

    ビジュアルが少しスタイリッシュになった分、旧作のティム・カリー演じるペニーワイズと比べるとどうしても怖さ半減してしまってるよねー。

    たっつん
    たっつん

    こんなん道端でエンカウントしたら、一生のトラウマだわ…


    ビジュアルがスタイリッシュになってインパクト弱くなったかわりに、ペニーワイズ自身の能力は旧作よりもはるかにレベルアップしていました。

    というのも、旧作では、ペニーワイズ自身あんまり危害加えてこないんよね(笑)

    彼らの前に登場してただ怖がらせたり、ヘンリーをそそのかして襲わせたり…。旧作のペニーワイズはビル達を直接的に殺す力を持ってなかった。


    でも、今作のペニーワイズは物理接触あり、こっちからの攻撃は効かなかったりと、ほぼほぼ無敵。笑

    登場演出もCGが加わって、一層怖いものに仕上がっていました。


    そうそう、印象に残ったシーンは、あるものから「ペニーワイズです!こんにちは~!」のところ。ヒモQみたいで気持ち悪くてなかなかよかった(笑)

    ベバリーの浴室シーンも、圧巻。「旧作よりも多めに放出しております~~~!」って感じでグレードアップしてたし(笑)


    あとは予告編でもちょっと使われていた負け犬クラブみんなでフィルム見ていると映写機が壊れていくシーン。口から心臓が飛び出そうになった。はー、怖かった。


    私は今作見てから旧作見たんですが、比較してみると、今作のほうが断然おもしろい!

    ピエロのビジュアルに関しては、旧作が圧倒的に怖い。

    全体的なストーリー展開、キャラクターの心理描写、怖さ、総合点で今作の勝ち。

    私みたいに旧作ちゃんと見てないって人でも、楽しめる作品だと思います。


    ただし、怖いシーンのひとつひとつがめちゃくちゃ怖いか?と聞かれると「うーん…子供だまし?」みたいなところはややあります。

    下手したらピエロの激しい動きとか、ちょっと面白かったりして。笑


    あと、グロシーンは1.2個ぐらいだったはず。映像のグロさよりも、バーン!と飛び出てきて音でビビらす系が多数。

    だから、グロ耐性ない人でも見れる映画なんじゃないかなーと思います。「わっ!」と驚かす系が苦手な人は無理かも。笑


    『IT/イット』は幼少期と成人期が描かれる作品で、今作は幼少期部分のみ描かれていました。つまり 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』はPart1ってことですね。

    たっつん
    たっつん

    面白かったしPart2も気になるので、また劇場で鑑賞できたらいいなー♪

    あと、ピエロがやけに立体的に見える演出多くて「3D上映で見たほうが楽しめる作品なのかな?」と思って調べたら普通の上映しかなかった…。飛び出して見えたのは気のせいか!笑

    YouTuberポッキーさんの動画で『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のVRムービ見てたから、3D上映とかやったらもっとペニーワイズの恐ろしさ増したんじゃないかなーと思いました。


    まとめ 後編も気になる

    以上、映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』感想、ネタバレでした!

    たっつん
    たっつん

    久々のホラー映画鑑賞だったけど、映画館でホラー見ると楽しい~♪

    ピエロ登場シーンはドキドキハラハラしながらも、楽しくてにやにやして見てました♡(変質者)

    しかし、この映画で涙するとは思わなかった…。

    怖いシーンも盛り沢山だったけど、子供の頃を思い出す青春ムービーでもあり、なかなかいい映画だったなーと。


    どうやら続編もあるみたいなので、続きが気になるぅ…!


    ちなみに、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は以下のサイトで見ることができます!

    続編の「IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」もプライム会員なら無料で視聴可能です!

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    気になる方は、前編後編合わせて視聴してみてくださいー!

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    たっつん
    たっつん
    イラストレーター
    元々、職歴も貯金も恋人もいないフリーターから、ブログをきっかけにフリーランスに転身。 そして、気づいたら一度は諦めたイラストレーターにちゃっかりなってました。 夢だった書籍イラストのお仕事をしています。
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