マンガ『服なんて、どうでもいいと思ってた。』ダサい人あるあるに爆笑!
我々は、オシャレな店に入る事すらままならない!
なぜなら、オシャレな店員さんが怖いから!!!
あぁ、おしゃれ人間になりたい…。アラサーなのにいまだに垢抜けられないたっつん(@tatsuun7)です。
こないだ読んだ、青木U平さんのファッション系ギャグ漫画『服なんてどうでもいいと思ってた』がめっちゃおもしろかったので紹介します!
漫画喫茶で何気なく1巻だけ手に取って、読んだんですが…
しまった、これおうちでこっそり読むタイプのマンガや…!
慌てて続きをKindleで購入して家で爆笑しながら読んだので、レビューしていきます!
- おしゃれ?なにそれおいしいの?
- おしゃれな人は全員敵だ。
- おしゃれな服屋に入るのが怖い
マンガ『服なんてどうでもいいと思ってた』あらすじ
出典:服なんて、どうでもいいと思ってた。(1)ーAmazon
オシャレ、なにそれコワイ…! 流行やオシャレに無縁の男たちが、女性ファッション誌の編集部へと異動となり、日々オシャレな誌面づくりやオシャレな女性文化に翻弄されるギャグマンガ!
服なんて、どうでもいいと思ってた。ーAmazon
盆栽雑誌担当の花月カヲルは、 人事異動で超オシャレな赤文字雑誌の「LouieLouie」で働くことに。
同じく他の雑誌から異動になった大勝ケン、天神博多、そしてデスクの斑鳩九一郎を筆頭に冴えない男性ばかり集まったC班。
4人とも、女性のオシャレが全くわからないファッション音痴だった。
ヌケ感、大人ガーリー、彼ガール…っていったい何!?
女性雑誌特有のワード、カタカナに翻弄される主人公たち。
4人に最初に与えられた課題は、春のファッションコーデ。果たして、4人は正しいコーデを作ることができるのか…!?
マンガ『服なんてどうでもいいと思ってた』感想
私もどちらかというと、いまいちあか抜けないファッションをしているダサい側の人間なんですが、この4人、常軌を逸するレベルでダサい!!!
私的には、オシャレ女子側よりもダサ男子に共感しまくりでした。笑
「てか、ダサいならオシャレな服屋行って店員さんに選んでもらえば、大丈夫じゃね?」
と言う天神に対して、ケンが言い返すセリフに共感ポイント100億点。
わ か る
オシャレなお店入ってみたいと思いつつも、怖くて入れないんよね。なぜなら、店員さんが怖いから(笑)
オシャレキラキラ店員さんに話しかけられた日には、硬直してしまうんですよ。
「え、あんたそのダサい服でうちの店入ってきちゃうわけ?ちょ~ウケるゥ~」とか思われてたらどうしよう!こわい!むり!信用できるのは、ユニクロとしまむらお前達だけだ!!!
ってな感じで、結局いつものお店でそれなりの服を買ってしまう、負のループ!(涙)
ケンはそんな自分のことを「ダサいループの住人なのだ…!」と。
オシャレなお店に行けないから、ずっとオシャレアイテムを手に入れることができない…。ファッション音痴は、この地獄のダサいループを歩むことになると。
あぁぁ…このダサループからは、一生抜け出せないのか…(絶望)
こんな感じでダサ男子の主人公たちが、ダサいなりに女性のおしゃれを理解しようと四苦八苦する姿が、気持ちがわかるだけにおもろいやら切ないやら。
あとは、ファッションネタだけじゃなくて、デスクの斑鳩が繰り出す恋愛テクニックが、意外と参考になるところも、読んでて面白いんですよね〜。
例えば、女性に「ランチ、どこ行きたい?」と聞いて「どこでもいいよ」と言われた時の対処法は
出典:服なんて、どうでもいいと思ってた。(1)ーAmazon
極端な選択肢を提示すること!(ドンッ)
確かに「中華か和食かそれともイタリアン?」って聞かれたら反射的に「えー、どれでもいいよー」なんて答えちゃうけど、
「カレー屋さんか、手づかみで食べる本格派カレー屋さんどっち行きたい?」
って言われたら「いや、それはちょっと…普通にスプーンで食べるカレー屋さんがいい…」って言っちゃう…(笑)
ほかにも「どっちの服がいいかな?」と聞かれた時の上手な返し方、女性との会話で使える正しい自虐のやりかた、逆に女性が男性との会話の時に気を付けなければいけないポイントなど、異性とのコミュニケーションに役立つ知識も盛り込まれていて、おもしろかった〜。
ここまでダサい人間の心情を描いてるってことは、著者もちょっとダサい人なのかな?と想像してしまったり。笑
ファッション音痴な人は主人公たちに共感するだろうし、オシャレな女の子が読んだら、主人公たちのダサさが滑稽すぎて面白いと思います。
最後にダサ男子、花月の名言を。
「ダサループの人間に表参道はきつ過ぎる!せめてららぽーとぐらいにしてくれ…!!!」
ららぽーと!絶妙なチョイス~~~!!!
まとめ ダサい人あるあるが笑える1冊
ファッションギャグ漫画『服なんてどうでもいいと思ってた。』の紹介でした。
「服なんて着られれば、どうでもいい!」と思っているファッションにうとい男性に、ぜひ読んでもらいたいマンガです。
面白いうえに、3巻完結なのでさくっと読めるところもおすすめです!
“最も早くオシャレになる方法”というコンセプトのサイト「KnowerMag」を運営する、ファッションバイヤーMB氏が監修したファッション漫画『服を着るならこんなふうに』も気になってます。
こっちは、真面目にファッションの勉強ができる1冊です!
ダサループを抜け出すために、今年こそ百貨店デビューしたい…。