漫画『ムシヌユン』の昆虫SFエログロギャグが超カオス!
こんにちは、虫が大っっ嫌いなたっつん(@tatsuun7)です!
先日、サブカル女子御用達の某遊べる本屋さんをブラブラしてたら、『ムシヌユン』というとんでもないマンガに出会ってしまいました…。
ジャケットで選んだ漫画を読んで見る。ということで「ムシヌユン」買いました!頭の裏がジンジンするぞ、この漫画…!#毎日新しいことをひとつしてみる月間 pic.twitter.com/8E5YOFYl8r
— たっつん🌟ゆるかわイラスト (@tatsuun7) March 28, 2016
ちらっと読んでみたんですが、過激な表現のオンパレードで人にはちょっとおすすめしにくいタイプのマンガですね。笑
でも、一度読むと、脳みその裏側に映像がこびりついて離れない…!
作者は都留泰作さん。装丁イラストに惹かれて手にとったのもあるんですが、めっちゃかっこ良いですよね…!
ということでジャケ買いしたので、さくっとあらすじと感想書いていきます!
漫画『ムシヌユン』あらすじ
閉鎖されてしまった南の島で、謎の宇宙人?に股間を身体改造されてしまった僕。溢れんばかりになってしまった性欲を、初恋の人である幼馴染に向けるが…!?世界規模の異変が起きている島で、僕の性欲はどうなる!?
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昆虫博士を目指していた主人公の上原は、都会で夢破れて故郷の与那瀬島へ帰る事に。
故郷に帰って来たものの、行く宛もなくさまよっていたところで超新星タンゴ星団が爆発。
その時、上原の目の前に現れた不思議な蝶に触った事から彼の体に異変が…。
漫画『ムシヌユン』感想、ネタバレ
読み終わった後の第一声。
なに、この変な漫画???
Kindleで3巻まであっという間に読み終わった後、一番最初に出てきた感想がこれでした。笑
読み終わったあと、後頭部がジリジリと熱くなる感じ。
まず、設定がカオスすぎる件について。
主人公の上原は、未知の生命体に寄生されてしまう。
しかも、寄生された場所がなんとも悪かった。
その場所、
なんと、股間。
虫に寄生された主人公の股間は、昆虫のようなビジュアルになってしまいます。
これが、もうなんとも言えないキモさなんですよ。
触覚とか羽とか生えちゃってるし、ビクビク動いてるし…。
あーーーっ!!!キモすぎるっ!!!
それから、主人公は『寄生獣』のミギーとシンイチのような友好的な関係を築くことはなく、虫並みのIQになり短絡的な行動を起こすようになり。
その結果、久しぶりに出会った初恋の相手、新城かなこを襲ってから自殺しようと決心します。(完全にアホ)
読み進めながら、どんな展開になるか予想していたんですが、
「ボーイズ・オン・ザ・ランみたいに、童貞が恋する漫画…?」
「いや、やっぱり寄生獣みたいに、未知の生命体に寄生されて化物と戦う漫画かも…!」
「もしかしたら、アイアムアヒーローみたいな、パンデミックパニック物か…!」
全部違った。笑
一体なんやねん、この漫画!意味わからんすぎて、頭おかしなりそう!!!笑
エロいのかと思いきや、虫のグロテスクな描写があったり。
かと思えば、SFストーリーが割り込んできてシリアス展開。かと思いきや、ギャグ展開になったり…。
あー、もう!!!!!
超展開すぎてついていけねーーー!!!
気持ち悪いから見たくない。でも、見ちゃう。中毒性高すぎるんだけど。
作者の描く、虫の細かい描写がついついクセになって、読んでしまうんよね…。
特に特大サイズのカマキリが、ネズミを捕食するシーンはほんまに気持ち悪かった…。
あんなん出会ったら、失神してまう…。
1ページの筆圧がすごい。濃い。酔いそう。
ちなみに、個人的に好きなシーンは、
3巻の無線LANと有線LANのくだり。笑
発想が斬新すぎて、もうついていけない…(笑)
1〜3巻まで読んだんですが、全く意味わからなかったけど、1ページの筆圧がすごいので、変態天才の描くマンガが読みたい人はぜひ読んでみてください!
まとめ 久々にカオスなマンガに出会った
以上、昆虫SFマンガ『ムシヌユン』のネタバレ、感想でした!
表紙イラストもですが、漫画自体もカオスでサブカル好きな人にはたまらない漫画です。
2018年に6巻で完結したので、気になる人はぜひ読んでみてください!