腰痛

【ぎっくり腰体験記】ぎっくり腰発症編 26歳なのにぎっくり腰!?

たっつん/イラストレーター
たっつん

こんにちは、デスクワーカーのたっつん(@tatsuun7)です。

これは私が26歳の時にぎっくり腰を発症してから、完治するまでのエピソードを「ぎっくり腰体験記」として綴った記録である。

仕事も恋愛もうまくいかず、不安定で堕落した生活

2014年の10月。その頃の私は、全てが不安定で不健康な日々を過ごしていた。

仕事もやりがいが感じられず、毎日ダラダラして、長年付き合っていた彼ともすれ違いが多く、上手くいかなくなっていた。

「このままじゃ、いけない。でも、これからどう生きていこう…」

そのとき勤めていた会社は既に辞める意向を伝えていたので、引き継ぎ作業のため、1ヶ月のうちの数日だけ出勤。

仕事がない日は何をするでもなく、部屋でゴロゴロとアニメを見たり、食べては寝てまた食べて…を繰り返す生活。

そんな、半分死んだようなひきこもり生活を送っていました。

そんな堕落した日々を過ごしていたら、ある日悪夢がやってきたのだった。

突然やってきた、悪夢の日

ある日、仕事から家に帰ると、玄関に愛猫(おデブ)がいた。

お迎えしてくれたんだなーと思って、嬉しい気持ちと一緒に「ただいまー!」と前屈姿勢で抱き上げた。

次の瞬間、

「ビギィッッツ」

聞いたことのない音が体中に響いた。

そして、その音と共になぜか体が動かせなくなった。

私「あ、れ…?体が…え…?」

自分の身に何が起きたのか、理解できない状態が数秒続いた。

そして、腰が抜けるような感覚のあと、尋常じゃない激痛がに走った。

私「い、いでぇえええええ〜〜〜!!!!!」

何が起きたのか理解できないまま、抱いていた猫をそっと降ろし、空気が抜ける人形のようにヘナヘナとその場に倒れこんだ。

腰が痛い。腰に爆撃でも食らった…?

まともに歩くことが出来ないので、仕方なく自衛隊のようにほふく前進でリビングへ向かう。さっきまで抱いていた猫が、不審な目でこちらを見ているが、こちらは必死だ。

「なんで?立てなくなった?」と頭の中がはてなでいっぱいになりながら、決死のほふく前進でようやくリビングまでたどり着いた。

リビングにいた母が、地べたに這いつくばって顔面蒼白の私を見て一言。

母「…新しい遊びかなんかしてんの?」

違う!違うよ!!おかん!!!

笑いたかったけど、腰の激痛が辛すぎて、笑うことすらできなかった。つらい。

これが私の華々しいぎっくり腰デビューでした。

猫抱き上げてぎっくり腰って笑えねーよ!まだ26歳なのにぃ!!!

ぎっくり腰生活スタート

欧米ではぎっくり腰の事を「魔女の一撃」っていうらしい。名づけた人のネーミングセンスよ。

ぎっくり腰になった瞬間、ほんまに

「…電気ポケモンの攻撃食らった…?」

って思うぐらいの衝撃あった。効果バツグンすぎるだろうよ。

ということで、こんな悲しい経緯でぎっくり腰になったんですが(笑)

ぎっくり腰発症してからというもの…

  • 歩くことが出来ないので、ほぼ寝たきり生活
  • 寝返りが痛くて打てない
  • 腰の痛みが酷くて睡眠も十分に取れない
  • 食事も寝たまま
  • トイレに行くのも一苦労
  • お風呂にも入れない

痛みがヒドすぎて立って歩けないので、こんな状態で3日間過ごしたんやけど、この期間が一番地獄でしたっ!☆

自分の部屋へ行くための階段も登れないので、1階のリビングに布団しいて、ダイニングテーブルで食事してる家族の横で寝たきり生活…。

こっちの痛みもつゆ知らず、家族からの失笑を浴びる日々…。

う〜ん、やっぱり地獄☆笑

っていうか、これ実家だったからまだ良かったけど、一人暮らしだったらもっと地獄だっただろうな…(苦笑)

ぎっくり腰で精神汚染が進む

ぎっくり腰発症した初日は

「26歳なのにぎっくり腰なったーーー!!!泣笑」

とまだ笑い飛ばしてたものの、体験したことのない激痛と思うように動けない状態が数日続き、「もしかして…。このまま歩けなくなったらどうしよう…」と段々不安に。

そしてついに、ぎっくり腰発症から3日目で精神をやられました。

精神汚染ーーー!!!

人間って、体動かさずにじっとしてるとネガティブな事考え始めるんだなぁ。たつお

ウツってこんな感じなんかなぁ〜と思うくらいメンタルきつかった。

精神病んでるから、もう考えること考えることぜーんぶネガティブなことばっかり浮かんできて、更に精神病んで…の負のループでした(苦笑)

ぎっくり腰なってからの日々を振り返ると、この頃が体的にも精神的にも一番きつかった。「こんな痛いなんて…普通に歩けなくなったらどうしよう(涙)」って恐怖感で押しつぶされそうな日々でした。

ぎっくり腰発症から3日後…

メンタルどん底のギックリ腰発症3日目を過ぎたぐらいから、徐々に立ち上がれるようになり、ゆっくり歩けるぐらいにまで回復。

そして、私はこう感じました。

普通に歩けるって…

なんて幸せなんだ〜〜〜!!!!!

ぎっくり腰になったことで、脚が2本あって普通に歩くことが出来ることの幸せを噛み締めたよ…。笑

私の場合は3日目ぐらいからそろそろ歩けるようになったんですが、回復スピードは人によって違うみたいで、ぎっくり腰やってもすぐ歩ける人もいれば1ヶ月ぐらい痛みで歩けない人もいるみたいです…。

ほんと…腰大事にしよって思いました…

まとめ ぎっくり腰を発症してから思うこと

健康って大事。

超大事。

「何を当たり前のこと言っとんねん」って思うかもしれんけど、今までいつも当たり前にあるものとして生きてきたから気づきにくいんだよね。

普段、健康でいられるありがたさとか大事さとか。失って初めて気づくというね。

結果、痛みも得たけど、気付きも得たわけで!


つまりは成長なわけで!(超ポジティブ)

大好きな猫を抱いたことでぎっくり腰発症。

その後、精神を病む。

からの復活!を遂げました。

そして、ぎっくり腰を治すための壮絶な戦いが、今、始まる…!

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元々、職歴も貯金も恋人もいないフリーターから、ブログをきっかけにフリーランスに転身。 そして、気づいたら一度は諦めたイラストレーターにちゃっかりなってました。 夢だった書籍イラストのお仕事をしています。
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