漫画『東京タラレバ娘』1巻 ネタバレ・感想
[chat face=”tatsu_icon.png” name=”たっつん” align=”left” border=”red” bg=”none”]こんにちは、独身女、恋愛体質のたっつん(@tatsuun7)です。[/chat]
こないだ、久々に会ったデザイナー友達に「たっつんは東京タラレバ読むといいよ」っておすすめされたので、試しに読んでみたらとんでもなくホラー漫画だった。
1巻のあらすじ、ネタバレ、感想まとめておきます。
『東京タラレバ娘』1巻 ネタバレ・感想
主人公は33歳の独身女性。脚本家のバリキャリ倫子、ネイリストのアラサー美女の香、そして居酒屋で働く真面目な小雪。
アラサーになった彼女たちは、飲み屋でグデグデになるまで酔っ払っては、毎日タラレバ言って過ごしていた。
そんなある日、倫子は仕事仲間の早坂さんから食事に誘われます。数年前に、一度早坂さんから告白を受けていた倫子は
倫子「また告白されるのかな…?今の早坂さんなら悪くないかも…」
と、ドレスも奮発してワクワクしながら、デートしてみたら…
「マミちゃんが好きなんだ!」
※マミちゃんは倫子の職場スタッフ。19歳。
と、なんとも予想外の告白をされ、大ダメージを受けてしまううぬぼれ倫子(笑)
そして女子会と称して、集合する倫子たち。しかし、騒ぎすぎた倫子たちは、店にいたイケメンに注意されてしまいます。
「キレイになったらもっといい男が現れる!」
「好きになれればケッコンできる」
何の根拠もない話で、女子同士だけで盛り上がる。それが、【タラレバ女】。9月12日 東村アキコがアラサーに檄を飛ばす!
「東京タラレバ娘」①発売(スケ) pic.twitter.com/HQRJm2gZMc— kiss (@Kiss_kodansha) 2014年9月10日
イケメン「さっきから聞いてりゃ、女子でもないのに女子会だの、現れてもいないのにいい男と結婚だの…。ったく、感心するよ。」
イケメン「いい歳して、痩せたらだの好きになれればだの、何の根拠もないタラレバ話でよくそんなに盛り上がれるもんだよな…。俺に言わせりゃ、あんたらのソレは女子会じゃなくて、ただの…」
健太郎にこれ言われると思うと辛いけど頑張れます。今日からタラレバ pic.twitter.com/7mfhFRASjK
— ゆうかりん (@xxnosuxx) 2017年1月18日
行き遅れ女の井戸端会議だろ
いやぁあああ言わないでぇえええ(白目)
倫子達はなにも言い返すこともできず、ただただ絶句。
イケメン「そうやって一生女同士でタラレバつまみに酒飲んでろよ、このタラレバ女!」
キツイ捨て台詞を放って、イケメンは去っていってしまった…。
倫子「タラレバばかり言っていたらこんな歳になってしまった。そしてどうやら私達にはもう時間がないらしい。」
やめて!もうアラサーのライフはゼロよ!
東村アキコさん、なぜこのような恐ろしい漫画を描いたのか。
そして友よ、なぜあなたはこの漫画を私に勧めたの?(白目)
もう辛すぎて読むのやめようかと思ったんだけど 、絵もかわいいし面白くてついつい読んじゃうんだよね。うーん、恐ろしいマンガだ…。笑
後々、このイケメンはKEYというモデルだと知る倫子。このKEYがアラサー3人娘に現実を突き付け、血みどろにぶった切っていく展開はなんとも辛い&キツい!
ド正論でアラサーをメンタル崩壊させていく様は、スプラッター映画よりも凝視するのがツライ。
例えば、3人がいつものごとく酔い潰れて、転んだ時も
東京タラレバ娘
傷つくワンシーンをどうぞ!
(一枚目から読んでね)こんなの序の口で、もっと衝撃な暴言と、現実なシーンあります(笑)辛いけど、面白い!
オススメ!! pic.twitter.com/oXXMWVPNoj— みや(このままじゃ私はダメになる! (@shoko_79) 2016年7月22日
KEY「酔って転んで男に抱えて貰うのは25歳までだろ。30代は自分で立ち上がれ!もう女の子じゃないんだよ?」
倫子(あれ?あたしたちって…もう女の子じゃないの?)
そ、そうか…わたしたちもう女の子じゃなかったのか…(ガクッ)
大人になった今でも、自分のことを女子と呼ぶ夢見るアラサーになってしまった私たちに、全てのセリフがグサグサ刺さってきますねー。いやー、ツライ。笑
東京タラレバ娘でもっとも心がえぐられた適格すぎる表現 pic.twitter.com/Vs6u4zlpal
— VOT (@vottom) 2015, 6月 28
この数年の私達は、女子会と称して酒ばっか飲んで、出会いがないとかいい男がいないとか愚痴ばっか言って、つまんない男と結婚した同級生を憐れんで、合コンばっかしてる若い女の子をバカにして。
そして、30歳を超えた私たちはいつも試合には参加せずに、みんなが頑張って戦っているのをベンチの中から見物して偉そうなことばかり言っていた。ユニフォームは着たままで、いつでもいけると自信満々で。
東京タラレバ娘 1巻
似たような考えのアラサー友達がいるんだけど、きっと大人になるにつれ、傷つくのが段々怖くなるんだろうね。
自分の臆病さを隠しながら、そのくせ恋愛に頑張ってる女の子を見ると
「なにあれ~(笑)」
「必死な感じ、恥ずかしいwww」
ってバカにしてね。自分は頑張らずして、頑張る人を馬鹿にするって一番ひどいよね(苦笑)
普段からきちんと練習した人だけが、思いっきりヒットもホームランも打つ資格がある。チャンスがきたら、ひょいっとバッターボックスに立つつもりだから…
って、そんな都合いい事ないない。少女漫画の読みすぎですわ。
倫子はKEYに仕事担当を外され、ポジションを若い子に奪われてしまいます。
やけになって旅館で飲みつぶれていると、なぜかそこにKEYがきて
KEY「俺に枕営業してみろよ」
ま、枕営業!?芸能界にはそんな文化ほんとうにあるんですかねぇ…。(興味津々)
で、KEYと一夜を共にしてしまう倫子。うそーん!あれだけ毒舌吐いといて、結局イケメンとそういう関係になるのねー!って突っ込みたくなる1巻でした。笑
タラレバ娘は名言がたくさんあるんですが、個人的には男絡みの相談があるときに発動される”消防用語の決まり文句”が好きです。
第四出勤したい! pic.twitter.com/WbIT0pCeUD
— 山椒さん (@piro_OSK) 2015年5月24日
第四出動!
これ友達との間で流行らせようっと(笑)
あ~、倫子とKEYの関係はどうなっちゃうんでしょう。2巻へ続くっ!
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https://subcul-girl.com/?p=1791