ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』第9話「プロポーズを引き出す方法教えます!」感想・ネタバレ
ドラマ『結婚できないんじゃなくて、しないんです』第9話のあらすじ、感想、ネタバレ書いていきます。
ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』第9話「プロポーズを引き出す方法教えます!」あらすじ
落とせないと思っていたエベレスト男子桜井から、ついに告白されたみやび。
だがその告白は「結婚前提ではなく、付き合ってほしい」というものだった。
その晩、告白の一部始終を見ていた十倉が、みやびの部屋へ押しかける。
そして、理想の男と結婚する方法その4「小悪魔からリラックマ理論」のレッスンが開始される。
ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』第9話「プロポーズを引き出す方法教えます!」感想
ついに!9話でやっと!!!桜井から「付き会おう」と言われ放心状態のみやび。
やったー!!!これで最終回だー!!!
と思いきや、衝撃の発言が。
「ただし、結婚を前提じゃなく付き合いたい」
…はぁあああああ!?!?!?
さすがエベレスト桜井だわ。笑
「結婚前提じゃなくってわざわざ言うとかふざけてる!!!(怒)」って思ったけど、まぁでもエリとあんな事あった後なら、慎重になっても仕方ないのかなとも思ったり。
どうして男性って結婚を嫌がるんだろう…?って思ってたら十倉が教えてくれます。
「男の不安を理解していない。結婚して女と一緒に住む部屋に帰る怖さは絶叫コースター28周分に相当する。」
多くの女性にとっては憧れの結婚。しかし、彼氏が結婚したがらない。長く付き合っているのに結婚しようと言う話題が出ない。「結婚する気がないんだよね」という男性には以下の様な不安があるという。
- 金に対する不安
- 束縛に対する不安
- 儀式に対する不安
つまり結婚に対してメリットではなく、デメリットの部分ばかりが見えている状態。
「一人のほうが自由に使えるお金がある。」
「奥さんの尻に敷かれるのが嫌だ。」
「結婚式が面倒くさい。」
だから結婚したくないと。
まぁ結婚めんどくせーって感じですよね。でも男性って普段はロマンチックなのに、結婚に関しては夢ないのも不思議だねぇ…(笑)
そこで彼女から結婚まで持ち込むために「小悪魔からリラックマ」テクニックを実践するみやび。
- 付き合う前は高級志向のいい女感。でも付き合ってからは、可愛いのに実は案外手ごろなバック持ってたりして、意外に金のかからない女を演出する。
- 付き合う前は「もし他の女に手を出そうもんなら何のためらいもなく頸動脈狙いに行くけどいい?」と脅し、付き合ってからは「飲み会息抜きって大事よね。いってらっしゃい」と男を好きにさせる。
そして、プロポーズに対して十倉はこう語ります。
十倉「多くの婚活本には結婚願望のない男と付き合うのは時間の無駄。次を探しましょうなどとある。しかし俺の考えは違う。まずは考え方を変える。男が申し込むものではなく女が申し込ませるもの。つまり男側がお客様だ。」
男性がお客様。つまりこちらがもてなすこと。営業みたいなもんだねー。
買って買って!と押し売りしてもダメ。
買いたくなるように、こちらが誘導する必要があると。
十倉「いけると思ったら押す。押して引いて、少しずつ男を結婚へと導け」
やり過ぎたと思ったら引く事が大事で、付き合う前にしても付き合ってから結婚へ導くにしても、何事もやりすぎはいけない。
小学校の頃、親から「宿題やりなさい!!!」って言われたら余計やる気失くすのと一緒で、人は命令されたり教養されたりすると、余計それを面倒臭く感じるし、やる気を失う。
言葉でコントロールしようとするのではなく、相手が自然にそう思った、と感じさせる事が大事だと。
十倉「小悪魔たるもの自分を安く見る男を許してはならない。そして怒る時のポイントは結婚できないからではなく、あなたの好きはその程度と言う恋心モードで押せ。すると男は無意識に刷り込まれる。彼女を侮ってはならない。心して付き合え。」と。
デート中は男性をドキドキさせるように心がける。異性からモテるっていうのは、相手を喜ばせるのが上手な人。これが結婚へのウォーミングアップになる。
男性をドキドキさせる、そして執着させる方法は寸止めだと十倉は語る。
十倉「このルックスにもかかわらずモテない時期があって。思い切って女の子をデートに誘い、頃合いを見計らってキスを試みるも、ことごとくかわされてそれも千住観音かよってぐらい守護神ぶりで、ペナルティーエリアに入ることすらできなかった。」
寸止めとはデート中、いい雰囲気になったところで、さっと身を交わしお預けを食らわせると言う技術の事。
「これまで寸止め実践して来たわよ」と自信満々に言うみやびに十倉が男性目線で指摘をする。
みやび「私そんな軽い女じゃないから…」
十倉「じゃあなんでついてきたんだ…」
みやび「すぐにそういう関係なると後悔するから…」
十倉「じゃあ後悔したってことがあったってことだ」
みやび「私、体に自信ないから…」
十倉「萎えるわ!!!」
真の寸止め二ストは、相手がどきっとしたところでさっと身を交わすそうだ。
その時忘れてならないのは笑顔。顔を近くで見たら思わぬチャームポイントを発見してしまったという程で男を褒め、寸止めする。
デートを重ね、あと一歩という所で桜井から
「最近思うのはさぁ、この歳まで1人でやってきて、1人のペース作り上げて。多分ちゃんと幸せで。無理してそれ変えたい?俺は変えたくないんだ。それが今の正直なところ。」
「このままのおれが無理だったら、もう追うのやめようと思ってて。」
と言われ諦めかけてしまうみやび。十倉からの「諦めるな」と後押しもあり、諦めそうな気持ちをグッと我慢してダメ押しで、自分と結婚したらこんなに良いことがあるよとプレゼンする。
「私と付き合ったら、こんなにいいことがあるよ」
「その1、ベルギーワッフル焼いてあげる。」
「その2、さすがにこの歳だから私たちも仕事があって、お互いに経済的な基盤もあって。だから一緒にいたい時はいる、いたくない時はいない。1人同士のまま2人になれる。」
「その3、これが1番大事。だからもし喧嘩したり頭にくることがあっても私たちに思い出があってきっとすぐに仲直りできる。」
これを伝えたことで、最終的に桜井は「こんな俺でよければ、一緒に始めてくれますか。結婚も考えながら。」と結婚を前向きに考えてくれるようになる。
以前恋愛アドバイザーの人が「今は不況で男性が自分一人でも生活していくのが精一杯で自信をなくし、結婚する意思がなくなっている。だから結婚してほしかったら、女性がたんまりお金溜めて持参金として持っていって、結婚してくれって言えばいいんだよ。」って言ってました。
結婚は男性にとって人生を左右する大きな決断。
ただ「結婚して!!!」と詰め寄るのは逆効果だし、押し売りのような感じがする。
結婚したかったら、ただ「いつ結婚するの!?」と追い詰めるのではなく、男性が持っている不安をひとつひとつ潰していって、こちらと結婚するメリットを提示してあげるのが、一番近道なんだろうなー。
女性と男性がそれぞれ結婚に対してどう思っているのか、違いが知れた回でした。
確かに「婚約指輪とか普段使わないのになんでこんな高いの!?」とか「結婚式って面倒くさいな〜」って言いたくなる気持ちもわかる。
色々話し合わなきゃいけないし、お金もかかるしスケジュール調整とか…色々大変そう。
でも、結婚式って親族や友達にお祝いしてもらって2人の仲を公式に認めてもらう為の儀式で。もしも結婚後、喧嘩したとしても「あんな大勢の前で誓いを立てたから、別れるわけにはいかない」って歯止めになるんじゃないかな。
大勢の前で宣言することで「そう簡単にはやめられないな」っていう。若くで結婚式をあげずに結婚した夫婦の離婚率が高いっていうのも、これが関係してるんだろうなぁ。
あと十倉と諒太郎が話すシーンで
十倉「しっしっ!」
諒太郎「シ…シチュー!」
ってアドリブっぽい掛け合いに思わずにやにやしてしまった(笑)
次回、いよいよ最終回です!!!
まとめ 結婚はしてもらうんじゃなくてさせるもの!
男性が結婚したがらない理由
金に対する不安、束縛に対する不安、儀式に対する不安と男性は結婚に対して3つの不安を抱えている。これらの不安を理解し、解消する努力をする事。
結婚するには「小悪魔からリラックマ」に進化しろ!
付き合う前は相手をドキドキさせる小悪魔で、付き合った後は相手を癒すリラックマに変身する。高級感のある女性をアピールしてから、意外に金のかからない女性を演出する。
男性をドキドキさせるには、寸止めが効く
いい雰囲気になったところで、さっと身を交わしお預けを食らわせると言う技術の事。決して相手のペースに持ち込まれず、笑顔でさっと交わす。その際「あ、こんな所にホクロある〜」などチャームポイントを褒めて交わす事。
結婚に対してのメリットを提示する
結婚=不安というイメージを持っている相手に対しては
「私と結婚したら、こんないいことがある」
「私は他の人には出来ない、こんな事が出来る」
など結婚することで与えられるメリットについてアピールする。マイナスのイメージを払拭してあげる事で、前向きな姿勢へと変えられる。