ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』最終話「幸せになる方法教えます!」感想・ネタバレ
ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』最終話「幸せになる方法教えます!」あらすじ
晴れて桜井と交際をスタートさせたみやびだが、桜井からプロポーズの気配はなかった。
諒太郎や梨花もそんなみやびを応援するが、こんな時に頼りにしていた十倉は、依然として行方がわからないままだった。
みやびは、十倉に頼らずに幸せになってみせると宣言し、自力でこの恋を成就させようと奮闘する。
ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』最終話「幸せになる方法教えます!」感想
感動の最終回!久々にドラマをリアルタイムで最終回までちゃんと見れた〜〜〜!
いつもはドラマ見始めても、途中で段々飽きてきてしまって見るの辞めたりしてたんですが、できしなは恋愛ストーリーだけじゃなくて、十倉のテンポの良い毒舌指南が挟まれたりしていたので、飽きることなく見続けられました。
最初は見向きもされなかった桜井とも、最終回では恋人同士に。
みやびはアラフォーだったけど、どの年代にも参考になるような恋愛アドバイスが詰め込まれていて、見ていて勉強になったな〜。
藤木直人の長台詞が毎回見ていて爽快でした!
最終回で伝授されたのは、彼氏と自分の家族を面会させるという『エージェント理論』
彼氏と自分の2人で結婚について話し合うのではなく、家族を介入させ後押しさせるというこの理論。
この理論リアリティがあって、実はうちの両親もこのエージェント理論で見事結婚まで成就してました。笑
シャイで結婚しようとなかなか言い出せずにいた父に対しモヤモヤしていた母。
ある日、父の実家に遊びに行った時に父のお父さんが
「お前らいい加減、結婚したらどうや」
と言ってくれてようやく父も結婚を決めたそうです(笑)
おじいちゃんがその言葉を言わなければ、2人は結婚してなかったかも…。
間接的に他者に結婚について言ってもらうことで、自分のイメージを悪くせずに結婚へと導くことができる。
外堀を埋める手堅い方法だと思います。笑
そして、もうひとつのアドバイスはロスタイム理論。
ロスタイム理論とは
「ふられた後の方が、付き合って欲しいと言う言葉を投げ入れやすい」
という逆転の発想で、サッカーのロスタイムに怒涛のシュートを放つがごとく
「俺、この1週間でかなり成長したけど付き合わない?」
「じゃあもし俺が勝ったら付き合ってもらうことで!」
などとあくまで冗談っぽく口説き、そういうキャラになれば永久的に相手を口説くことが出来る。
粘り強く男を結婚へと導く、これが最強の婚活理論ロスタイム理論。
「男は本音を冗談でうまくコーティングできる女をすごく可愛いと思うし、更にこんなことを言う女に本当にプロポーズをしたらきっと喜ぶだろうな、と想像し始める」
みやびも鼻歌で結婚の歌を口ずさんだり「じゃあちょっと区役所でも寄ってく?」なんて冗談っぽく言いながらからかってみたり…。
通常ならNGワードとされる結婚をあえて会話に放り込み、結婚をギャグにすることで結果的に桜井に結婚を意識させました。
食事に行ったお店で予約のところに名前書いてる時、桜井が急に「…桜井になる?」って聞くんですが、男性ってあんなふとした瞬間に結婚意識するものなのか!
女性とは全然違うんだなー。
このまま桜井くんとくっつくんだと思ってたら
「想いがあるのに何も言えないのは後悔する。そうわかってるから、だから行ってこいよ、十倉さんのところ」
と桜井から言われて、十倉に会いに行くみやびにびっくり。
えええええええ、まさかのそっちエンド!?!?!
結局みやびは誰とも結婚せずに、笑顔で終わったけど、これはハッピーエンドなのか…???笑
これからも恋も仕事も楽しんで生きていきます〜!っていう終わり方なのかな…。
っていうか、桜井くんまた結婚に対してトラウマになってそうな気が…(笑)
昔のトレンディドラマなら、必ずくっついて結婚…って展開になってたんだろうな。
けど、できしながそうならなかったのは、昔は女性=結婚して幸せになるっていう方程式があったけど、今はそれ以外でも女性が幸せになる生き方がある。
女性は強く生きろ!っていうメッセージを伝えたかったのかな〜なんて思いました。
まとめ まさかの最終回だったけど、面白かった!
ダメ押しのエージェント理論
家族を味方につけて、結婚へのダメ押しを決める。
結婚をギャグにする!?ロスタイム理論
ロスタイム理論で、言い難いことをコーティングして相手にプラスのイメージで伝える。本来はNGとされる結婚というメッセージをギャグ混じりに伝えることで相手は結婚に対して重々しいイメージを持たなくなり「結婚してもいいかなー」と思い始めるようになる。