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【ネタバレ感想】映画『何者』就活がテーマなのに、まさかのホラー映画展開で怖すぎた…


就活がテーマの作品だけど…これは…ホラー映画っ…!(笑)

たっつん
たっつん
どうも、映画好きたっつん(@tatsuun7)です。

 

映画『何者』観てきました!

 

監督・脚本が三浦大輔さんって時点で、「これはもう面白いやつ!」って確信して、観に行ったんだけど…

想像以上に怖かった!!!(笑)
劇場で鳥肌たったもん。

 

映画『何者』はこんな人におすすめ!
  • これから就活をする学生さん
  • 就活で苦労した社会人
  • 承認欲求モンスターの現代人

 

就活がテーマの映画なので、就活生には高確率で刺さるはず。
それから、SNSで裏垢持ってる承認欲求高めの大人にも刺さること間違いなし!!!

 

この記事には、ネタバレを含みます。

 

記事の最後で、映画『何者』を無料で観る方法も紹介しているので、気になる人はそちらもぜひ!

 

 

映画『何者』30秒でわかるあらすじ

22歳の大学生5人は、理香の部屋を「就活対策本部」として定期的に集まる。海外ボランティアの経験、サークル活動、手作り名刺などのさまざまなツールを駆使して就活に臨み、それぞれの思いや悩みをSNSに吐き出しながら就活に励む。SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする本音や自意識が、それぞれの抱く思いを複雑に交錯し、人間関係は徐々に変化していく。やがて内定をもらった「裏切り者」が現れたとき、これまで抑えられていた妬みや本音が露になり、ようやく彼らは自分を見つめ直す。
何者 (朝井リョウ) – Wikipedia

大学生5人が就活を通して、必死で「何者」かになろうと、もがく様を描いた作品。

  • 分析が得意な拓斗
  • 天然系な光太郎
  • ピュアな瑞月
  • 意識高い系女子の理香
  • 詩人系男子の隆良

 

性格バラバラの5人が集まり、「就活対策本部」として活動しながら、仲良く協力しあっていた。

しかし、1人が内定をもらったことから、グループ内の人間関係が崩壊していく…。

 

では、以下感想・ネタバレ紹介していきます。

 

 

映画『何者』感想・ネタバレ

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出典:http://natalie.mu/eiga/news/197122

原作未読で視聴。

 

朝井リョウさん原作『何者』を映画化。

監督・脚本は演劇ユニット「ポツドール」主宰者の三浦大輔。
音楽はcapsuleの中田ヤスタカが担当。
そして企画・プロデュースには『世界から猫が消えたなら』原作者の川村元気。

そして、主演キャストも

  • 佐藤健
  • 有村架純
  • 二階堂ふみ
  • 菅田将暉
  • 岡田将生
  • 山田孝之

と、主役級の人が揃う超豪華メンバー!

 

 

『愛の渦』『恋の渦』を見てから三浦大輔さんの作る作品が大好きになったんですが、今作も三浦節、いたるところに出まくってましたね〜(笑)

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人間の生々しくてドロドロした部分を描く天才、三浦大輔!

 

就活生の葛藤を描いた青春ものかと思いきや、途中からは下手なB級映画より怖い展開に。

私自身、就活経験がほとんどなかったから「共感して見れるのかなー?」と置いてきぼりにならないか少し不安やったけど

 

「他者に認められたい」

 

という誰もが一度は抱いたことのある思いをベースに、ストーリーが展開していくから、共感して見ることができました。っていうか、共感しすぎて辛かった。笑

 

拓斗と光太郎がひょんなきっかけから、上の階に住む瑞月と理香、理香の彼氏隆良と知り合い「就活対策本部」というグループを作り、厳しい就活に臨んでいく。

  • 分析が得意な拓斗
  • 天然系な光太郎
  • ピュアな瑞月
  • 意識高い系女子の理香
  • 詩人系男子の隆良

お互いにアドバイスし合ったり、情報交換をしたりとチームワークのいいグループに見えたが、光太郎と瑞月が先に内定を取ったところから雲行きが怪しくなっていきます。

 

光太郎と瑞月が内定を取るまでは仲良しグループだったのに、自分より劣っていると思っていた2人が先に内定を取っちゃったもんだから、プライドの高い拓斗と理香はボロボロになって、グループ崩壊し始めます。

こういう人間関係の間で起こるギクシャクした感じって誰しも一度は体験することなんじゃないでしょうか。

例えば自分より下だと思っていた人がいつの間にか昇進してた〜とか自分より稼いでた〜とか知ったときの敗北感とか。

自分よりブスだと思っていた友達がめっちゃイケメン素敵な旦那さんを捕まえていただとか…。笑

 

理香は瑞月の内定先(超人気企業)を「あそこブラックなんじゃねぇの?」と妬み丸出しでネット検索しちゃうし、拓斗はTwitterの裏垢でみんなのことをボロクソに書いてて。

 

拓斗の表向きは分析が得意な友達思いの良い人。

でも裏では、みんなを見下してバカにしている嫌なやつだったんです。

 

みんなで集まっている最中にも「こいつら寒い」と、Twitter上で悪口を呟く始末。

 

しかし、そんな偉そうなことばかりTwitterで言っていたツイッタラーの拓斗。

物語後半で、実は就活二年目ということが判明。
拓斗くん単位足りてなくて留年してたらしい。おいマジかよwww

更に更に、怖いことが発覚。

 

その拓斗の裏垢、実はみんなにバレてるんですよね。


拓斗、地獄すぎません???笑

 

分析を繰り返して就活に望むも一向に内定が貰えない。
なのに自分より下のはずの友達がなんなく内定をゲットする。

自分がなりたいものに、みんな次々なっていくのに、自分だけが何者にもなれない…

一体、どうしてーーー…。

 

結果、現実世界で「何者」にもなれない彼は、ネット世界で「何者」かになろうとしてしまったわけです。

 

んー、こういう人、実際いそう〜〜〜!ネット弁慶〜〜〜!笑

 

内定を貰えないせいで失った自信を埋めるかのように、ネット上で承認欲求を満たしていた拓斗。

 

ところが、裏垢が仲間にバレてたことを知り「もうやだぁああああ!!!」と全力疾走!(笑)

片思いの相手、瑞月のところに行くも、彼女にも裏垢バレてるというまさに崖っぷちの展開(笑)

 

でも、瑞月から

瑞月「拓斗くんの書く芝居、好きだったな」

と、自分の存在を認められたことから、もう一度就活を頑張ろうと決意。
(拓斗単純すぎてカワイイかよw)

 

そして、無理に自分を誇張することなく挑んだ面接。

面接官から「自分を1分間で表現して」と言われ

 

拓斗「芝居に夢中で僕の青春は芝居しかなくて、っていうか親友が…」

とあれこれ喋り、最後に


拓斗「…すみません、僕を1分間で語るなんてできませんでした…」

うまくまとめ切れず、終わってしまった面接。

 

「あー、これ面接落ちたなー」と思っていたら、自然体なプレゼンがよかったのか、見事内定ゲット!

 

晴れ晴れとした後ろ姿を写したシーンで、米津玄師の曲がかかってエンディング…という終わり方でした。

現実世界で認められないから、ネット世界に逃げ込むという構図は就活生でなくとも、ネットが身近にあるこの時代なら誰しも一度は経験したことがあるんじゃないでしょうか。

一度は人生をかけるほどに熱中していた演劇の世界から遠のき、この先どうしようと迷っていた時に、念願の企業から内定を貰う友人。夢に向かって邁進していく昔の仲間。

自分以外の人間が大学生に終止符を打ち、次々とネクストステージに進んでいく焦りと葛藤。

 

自分は就活二年目なのに…という現実。
ネット世界に逃げるの無理ないよな、という状況。

 

一度はネット世界に逃避した拓斗。

でも片思いの瑞月のおかげで、再び現実と向き合う覚悟ができ、見事内定を決めることができました。

大学生特有のモラトリアムから卒業までの物語。

 

この作品が訴えるメッセージは

「現実から逃げてネットで評論家気取りで誰かを批評する前に、もう一度お前自身が現実に向き合って頑張ってみろよ」

というもの。

 

私も普段ブログやTwitterやってたら、評論家気取りの人に遭遇します。

「つまんない」
「それ間違ってるんだけど」

でも、こういうこと言ってる人達は結局何者にもなれなかった人達なんだろうなと。
自分の辛い現実と向き合えないから、自分の人生がつまらないから他の人の人生が妬ましい、足を引っ張りたい…。

自分の現実と向き合わずネットに浸っていたら、それは楽だし気持ちのいい世界かもしれない。

しかし、それは逃げでしかない。

 

時には逃げてもいい。けれど、自分を変えたいなら最後にはツラくて痛い現実と向き合うしかない。

 

拓斗を見ていたらそんなことを感じました。

 

私もブログやってるけど、やっぱりブロガーって承認欲求モンスターだと思うんです(苦笑)

認められたい、肯定されたいの塊。

 

だから、拓斗の気持ちが痛いほどよくわかりました。

自分が書いた記事がたくさんシェアされたり、ツイートがたくさんいいねついたりすると「自分ってすごい!」って勘違いしてしまったり。

だけど、結局自分自身は何者にもなれてないんですよね。
そこにあるのは、無機質な数字の羅列だけでしかなくて。

 

でも、一方でブログがあったおかげで救われた部分も多くありました。

仕事ができない人間なんだって落ち込んで自暴自棄になって現実逃避した時もあったけど、ブログのおかげで必要としてくれる人がいる事を知って、もう一度社会と関わりたいって前向きに思えるようになったのも事実。

 

拓斗のように承認欲求をこじらせてしまうと、自分は傍観するだけで他の人を批判するだけの人間になっちゃうけど、承認欲求も使い方次第では、事態を好転させるものになるんじゃないかなあと思ったり。

 

拓斗は救いがあったからまだよかったけど、救いがない人のほうが大多数だから…。
(私も有村架純ちゃんに肯定されたいわ)

 

 

あと、印象的だったセリフは、内定決定後の光太郎が発したこの言葉。

光太郎「俺さ、ただ単に面接が得意だったってだけなんだよね」
光太郎「内定って、まるごと自分が肯定された感じ」

これねー、就活した人なら痛いほどわかるよねー。
まるごと自分が肯定された感じって。

 

私は内定全然もらえない人間だったので、そのころはとにかくメンタルがきつかった。

ひとつめの会社辞めてから、いくつか転職活動したんだけどひとつも受からなくて「自分って社会から必要とされてない人間なんだなぁ…」ってズタボロにメンタルやられてた頃をフラッシュバック。

これ、トラウマムービーやん。笑

 

あと、これ恋愛でも味わう感覚かなと。

誰かから好意を抱かれたり、告白された時の、いいとこも悪いところもまるっと含めて肯定された時の感覚に似ているなーと。

他者から肯定された時の万能感ってほんとすごいんですよね。

ちょっとした失敗しても「自分には恋人(味方)がいる!」って思うとめちゃくちゃ踏ん張れるあの感じ。

 

そういう肯定を求めてみんな現実世界で頑張ったり、時にはネット世界に逃げたりするんだろうなぁ。

あぁ、有村架純ちゃんに全肯定されたい(二回目)

 

 

あと、主演メンバーの演技がとても自然というか、菅田将暉くんのひょうひょうとした感じとか有村架純ちゃんの純粋っぷりとか、まるで本人たちの性格が反映されたかのような配役で、物語が頭にスッと入ってきて楽しめました。

 

演技派な俳優さん揃ってるだけあって、演技超よかった。

二階堂ふみ演じる理香の心がポキっと折れて、号泣しながら胸の内を吐露するシーンの演技が最高にヒャッハーでしたね。笑

 

拓斗の裏の顔が舞台上で演劇のように暴かれていく演出も面白かった。

「こっそり見ているはずが…、全て見られていた…!?!?」という怒涛の展開。

 

拓斗が「見てこれ〜(笑)」と隆良のTwitterアカウントをみんなに見せて、一瞬時が止まるシーンとか、理香が妬み全開のキーワードで検索しているのを見てしまったあの瞬間とか、場が凍るシーン盛りだくさんで下手なホラー映画よりも怖いというか心臓に悪かった。笑

 

 

このブログって特に誰かの悪口とか書いてるわけじゃないけど、やっぱりリア友にはあまり話ししてなくて。もしバレたらどうしようってのがあるから、この展開は冷や汗タラタラでした(苦笑)

ネットで演じてる自分の裏の顔がリアルの友達にバレるって…想像しただけで心臓キュッってなる…つらい…こわい…(笑)

 

でね、

私「裏垢で友達の悪口書くって…怖すぎかよ〜(笑)」

って言ったら、リアルの友達数名が

「私、拓斗に似すぎてて、あの展開死ぬかと思った」
「俺、拓斗とおんなじクソやろうやわ(笑)」

え…、みんな裏垢持ってんの…!?笑

 

多分、みんな感情をもう自分一人で抱えられなくなっちゃったんでしょうね。

ネットに垂れ流すことで発散してるというか。私も今、こうやって垂れ流してますし。

 

今はネット上で、リアルとは違う別人の自分にカンタンになれちゃうから、現実世界ではダメダメでも、

「ネットの中ではフォロワーに慕われてる自分!(キリッ)」

みたいなこともできちゃうし…(笑)

 

人間は弱いもの。だから、認めてくれる世界があるって知ったら、そうカンタンには辞められない。

 

まとめ 下手なホラー映画よりも心臓痛くなる作品(笑)

以上、映画『何者』ネタバレ・感想でした。

承認欲求モンスターな人やツイ廃の方にぜひ見て欲しい映画ですね。

人間誰もが抱えている闇の部分を見せつけられる作品なので、私個人的には二度と見たくないですが…。あー、心臓に悪いw

 

それにしても、友達の裏垢…何書いてるんだろ…(怖)

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アラサーサブカル女、たっつんです♪ 映画、漫画、猫が好き。 現在はブロガー・イラストレーター・デザイナーとして活動中。 田舎に住みながらゆるくフリーランスしてます。

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