今では、すっかり有名になった星野源さん。
星野源さんを『逃げ恥』や音楽番組で知った人も多いんじゃないでしょうか。
実は、星野源さんって本の執筆活動もしてるんです。
しかも、文章も面白いんですよー!
ということで、「星野源ファン歴10年の私が選んだ、星野源のおすすめ著書3冊」を紹介します!
- 最近、星野源さんのファンになった
- 逃げ恥で知って、星野源さんが好きになった
- 星野源さんの音楽・ラジオは聞いたことあるけど、本は読んだことないからおすすめが知りたい
星野源のおすすめ本その①:エッセイ「そして生活は続く」

2009年にマガジンハウスから出版された、源さん初のエッセイ集『そして生活は続く』
日々の生活の中で起こる些細な出来事や、退屈でつまらない日常を面白おかしく切り取ったエッセイ本です。
このエッセイがおすすめな理由は、星野源さんの人間味を感じられる1冊だから。
星野源さんの生活下手っぷりがつづられています。笑
いい大人なのに公共料金の支払いがちゃんとできなかったり、洗面台がキレイに使えなかったり…。
そんなこともあって、仕事仲間からは「残念な人」呼ばわりされていました。笑
K「そういうの残念な人って言うんですよ、星野さん」
星野「残念な人?」
K「外側はしっかりしてるのに、内側がダメな人のことです。仕事はキッチリやるのに、身の回りの生活が全然できないっていう残念な人」そして生活は続く P10-P11
仕事はバリバリできるのに、生活がてんでダメな男、星野源。
2009年と言えば、星野源ファーストシングル『くだらないの中に』が発売される2年も前の頃の話。
SAKEROCKをメインに活動していたころでしょうか…。
『そして生活は続く』は、星野源さんの人間臭い部分、素の星野源に触れることができる1冊です。
ちなみに、私のおすすめエピソードは
- コインランドリーで痴女の誘惑にあう「連載はつづく」
- 源さんの母親”ようこちゃん”について語る「子育てはつづく」
です。
「子育てはつづく」では、源さんのお母さんも少し風変わりな人っぽい描写がたくさん描かれていました。
音楽活動で見せる源さんのクリエイティブな能力は、ユニークでトリッキーな母親に振り回されて培われたものなのかもしれません。
『そして生活は続く』のテーマは「つまらない日常をいかに楽しく生きるか」
辛いこと、地味なことの中からでも、常に面白い側面を見つけようとする星野源さんらしさを全面に感じされるそんな作品です。
決して派手ではないけど、愛すべき平凡な日々。
星野源のおすすめ本その②:「働く男」

2013年に出版された『働く男』は、星野さんの仕事にフォーカスした1冊です。
ミュージシャン、執筆家、俳優とマルチに活躍する星野源。
2003年~2013年までの10年間分の活動が、全131ページにギュギュっと詰め込まれています。
例えるなら、星野源 解体新書。
『俺を支える77つの〇〇』では、星野さんが影響を受けたアーティストや元気をくれるものなどを紹介。
漫画家あらゐけいいちさんや、声優花澤香菜さん、漫画『ゆるゆり』がチョイスされていたりと、星野さんのオタクな一面が見えたり…。
2001〜2012年までに作曲した音楽の振り返りコーナーでは、SAKEROCKの頃からソロ活動に至るまで、ひとつの曲が生まれるまでの過程などを語られていたり。
雑誌『Popeye』で連載されていた映画コラム『ひざの上の映画館』では、自分の過去のエピソードを交えながら、映画を紹介。
初の映画主題歌を担当した作品『キツツキと雨』もピックアップされています。
あとは大人計画舞台でのブリーフ姿やドラマ『11人もいる!』での神木隆之介くん、加藤清史郎くんとの豪華3ショットも掲載されています。
ちなみにこの『働く男』単行本の裏表紙には、源さんの衝撃セクシーショットが載せられています…!!!(笑)
星野源のおすすめ本その③:エッセイ「蘇える変態」

星野源さんは、2012年12月16日にくも膜下出血で倒れ、病院に搬送されました。
『蘇える変態』は、その地獄のような闘病生活を綴った1冊です。
前半は、おっぱいの素晴らしさやセクシー女優に抱く思いを語ったりと、いつもの星野源節炸裂な内容なんですが…
後半で突如、空気がガラッと変わります。
「生きる」とつけられたタイトル。
2012年、レコーディング中に強烈な頭痛に襲われ、病院に搬送されるまでの話が繊細に綴られていきます。
読むだけで自分の頭までギリギリしそうな痛々しい描写が続いて、読むのも苦しかった…。
病に身も心も侵されて、一時は自殺してしまいたいと思うほど衰弱しきっていた星野さん。
「死を身近に体験すると、人生観がガラッと変わる」とよく言うけど、病気前の楽曲と復活してから作る楽曲比べると、180度ぐらいカラーが変わったように思いますね。
以前は、暗めの歌詞や静かなメロデイの曲が多かったのに、最近は歌詞も前向きで爽やかな曲が多くなりました。
なにかのインタビューで「病気になるまでは、暗い歌詞の歌を作ることが多かったけど、現実で地獄をみたから、せめて歌の中では明るいものを書きたい。」と語っていた記憶があります…(出典失念)
一度は病に倒れたものの見事復活を果たし、2016年にはガッキーとの共演ドラマ『逃げ恥』で、キスシーンまで演じ、更にはドラマ主題歌の『恋』も驚異的なセールスを記録。
数年前の苦しんでいる星野源さんに
「病気で死ぬほど辛くて、今は信じられないかもしれないけど、数年後ガッキーとちゅーできるから、もう少し頑張って生きて~~~」
って言いたくなりますね…(笑)
死の淵から見事蘇った男、星野源。エロ妄想からの地獄の闘病生活。
死生観に触れ、自分の人生を振り返りたくなるそんな一冊です。
まとめ 星野源はやっぱりかっこいい!
以上、ファンが選んだ星野源おすすめ本まとめでした!

『星野源雑談集』も入れようか迷ったんですが、こちらは星野さんのパーソナルな部分を知れるというよりもアニメ・映画・漫画などのカルチャーについて語る1冊なので外しました。
まず読むなら星野源さんの人間臭い部分、過去のエピソードが知れる先ほどの3冊がおすすめかと思います。
ちなみに、おすすめ度でいったら
です。
あと、2017年に発売された『いのちの車窓から』も面白いので、この1册を入れて、もう一度記事書き直したいと思います!
『いのちの車窓から』は、雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載されていたエッセイに書き下ろしを加え、単行本化されました。
ドラマ『逃げ恥』での主演を始め、『真田丸』出演、大ヒットシングル曲『恋』。そして今年で2回目の紅白出演。
一番最新の星野源さんの日々を知れる1冊です。
俳優、アーティストとして大活躍中の星野源さん。
まだ著書を読んだことないファンの方は、物書きとしての星野源さんにも注目してみてくださいね。


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